画像比較!中年男のダイエット成功体験談

画像比較!中年男のダイエット成功体験談

私は47歳の時に一念発起して20Kg以上のダイエットに成功して、その後も体型をほぼほぼ維持しています。過去にも10Kg以上のダイエットに成功したことは何度かありましたが、必ずリバウンドしていました。

巷にはダイエットのノウハウの話があふれています。お医者さんや管理栄養士さんなどの専門家の話も多く、どれも正しいものだと思います。

しかし、私の周りの同年代の人達は健康診断などに引っかかって「痩せたい」という話はよく聞きますが、ダイエットに成功した人はほとんどいません。たまに減量に成功した人がいても必ずリバウンドしています。私のように20Kg以上のダイエットに成功してリバウンドしない人間は、やっかみもあってか、「もう少し太った方がいい」などとよく言われます。

実体験に基づいた再現性のあるノウハウをお教えします。

ダイエット前とダイエット後の画像

20Kg程度の減量をすると写真のようなビフォワー・アフターになります。私は一番体重のあった時が82.3Kgで、一番軽くなった時は57.8Kgでした。減量の最大値は24.5Kgです。

1.ダイエットは心理学からアプローチする

ハイディ・グラント・ハルバ―ソン博士の「やってのける」という本があります。心理学の本です。ここにダイエット成功の肝になる理論の科学的裏付けがありました。とても大事です。

その肝は、ダイエットを2つの期間に分けることです。極端なことを言えば、その期間は最初の1ヶ月間と、その後の死ぬまでの数十年間です。ハルバ―ソン博士の理論で言うと、最初の1ヶ月は「獲得型」の思考、その後の数十年は「防御型」の思考を持つというものです。

最初は「獲得型」のアプローチ(達成によって得られるメリットに注目する)で楽観的に体重をガンガン落とします。私はフルーツダイエットで1ヶ月で10Kg以上落としました。

その後は「防御型」のアプローチ(得たメリットを失わないことに注目する)で悲観的に体重を維持します。「防御型」のアプローチは、警戒して悲観的に考えることでモチベーションが上がります。

楽観主義と相性のいい「獲得型」から悲観主義と相性のいい「防御型」へとアプローチを変える2段階を予め想定してダイエットします。「獲得型」で確実に結果を出して、「防御型」で死ぬまで理想体重を維持する考え方です。

心理的にシフトチェンジすることで、モチベーションを維持して継続することが可能になります。ダイエットにも成功してリバウンドもありません。

体重の推移のグラフ画像

2.獲得型ダイエット

ダイエット達成によるメリットに注目して楽観的に進めます。「急激なダイエットはリバウンドのもと」などと専門家はあまり勧めないタイプのダイエットかもしれません。しかし、漠然と食べたいものを我慢して、ずっと続けることを考えたら誰でも3日と続きません。

食欲は人間の本能ですので、抑えられるわけがないのです。

1ヶ月で10Kg痩せると周りの反響が大きいです。「病気じゃないよね?」などとも言われてしまいますが、なぜか心地よく若干の優越感を感じたりもします。実際、健康診断の数値は飛躍的によくなります。体も軽くなって、見た目も明らかに格好よくなります。格好よくなったことに加えて、やりとげた自信も確実に付きます。

あまり深く考えずに、1ヶ月限定のゲームでもするつもりで取り組んで下さい。

私は市販の置き換えタイプ(朝ご飯と夕ご飯は栄養ドリンクだけを飲んで昼食は普通に食べるなど)でも何回か10Kg程度の減量に成功したことがあります。

しかし、この時は「防御型」へのシフトができずに見事にリバウンドしています。

「獲得型」から「防御型」への心理的なシフトがポイントですので、獲得型ダイエットの方法については、特に指定はありません。

ここでは、私の最近のお気に入りである「フルーツデトックス」をご紹介します。

①フルーツデトックスの仕組み

「フルーツデトックス」は減量というよりも、キレッキレの体にすることが目的です。結果として体重も減ります。

フルーツデトックスの仕組みを図式化しました。

フルーツは消化酵素の力を借りずに消化される唯一の食べ物です。体内の潜在酵素(消化酵素+代謝酵素)は総量が決まっていますので、フルーツを食べることで消化酵素が節約されて、代謝酵素に余裕ができて代謝が活発化します。

フルーツデトックスの仕組みの図

 

②フルーツデトックスの方法

1日3食全てフルーツだけを食べます。量に制限はありません。好きなだけ食べて下さい。フルーツ以外に口にしていいのは水だけです。

私は、「りんご・グレープフルーツ・キューイ・バナナ」+もう1~2品を各1個づつ食べていました。昼食は職場の近くのスーパーでカットフルーツの大サイズと1本売りのバナナを買って食べていました。

できるだけ3日以上をデトックスの1クールで考えて下さい。

普通の食事に戻した時も朝食だけはフルーツにして下さい。そして、昼・夜食はサラダから食べて下さい。

飲み会などの場面では、気にせずに飲食して楽しんで下さい。しかし、前日・翌日はフルーツ食にして下さい。飲み会の翌日に空腹で無い場合は、朝食(場合によっては昼食も)のフルーツを食べないで下さい。フルーツを食べる時は空腹であることが鉄則です。

1ヶ月10Kg減量の目安は30日中25日のフルーツ食です。実際、私が結果として、そうなりました。

私は、つきあいや家庭の事情でフルーツ食にしづらい時以外は全てフルーツ食にしました。最長は14日間連続です。

フルーツの画像

③フルーツデトックスと併せて習慣化したいこと

●起床直後に口をゆすいで、水500mlをゆっくり飲んで下さい。水は1日2.5ℓ飲みたいです。
●毎朝、食事前にトイレに行ってから体重を計って記録して下さい。できれば、トイレに行く前に家の外に出て軽い準備体操をして下さい。
●通勤・外出時等に階段があったら喜んで利用して下さい。エレベーターやエスカレーターしか無かったら残念に思って下さい。
●夕飯は就寝の3時間前までを目標にして下さい。
●入浴時は必ずゆっくりと湯船に浸かって下さい。
●睡眠は、できるだけ22:00〜26:00時の4時間を含む7時間以上取って下さい。

3.防御型ダイエット

ダイエットの成功によって得たメリットを失わないことに注目します。悲観的に体重を維持します。「防御型」のアプローチは警戒して悲観的に考えることでモチベーションが上がります。

この「獲得型」から「防御型」への心理的なシフトチェンジが、ものすごく大事です。ここで、いつまでも続くわけのない「獲得型」の思考を引きずってしまうからリバウンドしてしまいます。これをできる人(知っている人)がほとんどいません。

10Kg以上の減量をすると周りの多くの人から「痩せた?」と必ず言われます。これはとても気持ちいいことです。健康診断の数値は飛躍的によくなりますし、体も軽くなって、見た目も明らかに格好よくなります。格好よくなったことに加えて、やりとげた自信も確実に付きますが、このメリットをほとんどの人が簡単に失ってしまいます。

このメリットを失ってしまうことを考えて下さい。またもとの動きが鈍く、見た目も醜い不健康なあなたに戻ってしまうのです。自己管理のできないだらしないあなたにです。フルーツだけを食べ続けた日々は何だったのでしょうか?もう一度やりますか?

①マインドセット

「マインドセット」とは「ものの見方。物事を判断したり行動したりする際に基準とする考え方。」のことです。「思考」が変われば「行動」が変わります。「行動」が変われば「習慣」が変わります。「習慣」が変われば「結果」が変わります。

太っていた時は痩せている人が食事に注意をして節制していることを認めたくなかったように思います。自分の不摂生やだらしなさを認めたく無かったからです。

80Kg程度の体重を維持していた時の家族がいない休日に私がよく食べていた昼食のメニューと現在の休日の昼食メニューを比べてみます。

太っていた時の昼食の画像
(before)糖質192g 1570kcal

 

サラダの画像
(after)糖質4g 257kcal

48倍の糖質量はすごいですね。今では太っている人を見ると「あの体重を維持するために1日どの位食べなければいけないのか」などと思ってしまいます。

我々が食べているものの殆どは余分なものといって良い。人は食べたものの4分の1の栄養で生きているに過ぎない。残りの4分の3は病気の原因となり、そのお陰で医者は暮らしていけるのである。
- 紀元前3800年 エジプトのピラミッドに刻まれた言葉 -

②糖質制限のすすめ

「糖質制限」は一過性のブームではありません。実績も抜群です。カロリー計算は一旦忘れて下さい。カロリーを抑える従来のダイエットと違ってストレスが少なくて継続しやすいのが「糖質制限」です。

糖質制限は糖質の摂取をできるだけ少なくする食事方法です。「ご飯」が最も食べてはいけないメニューの1つであることや「ノンオイルドレッシング」を使うよりも「マヨネーズ」を使った方がずっと好ましい点など目から鱗のダイエットです。

主食(ご飯・パン・麺)の他にも「芋類、大豆を除く豆類」などはNG食材になります。食べるべき食材としては「肉、魚、卵、豆腐、野菜、海藻、きのこ類、ナッツ類」などがあります。糖質が多めで注意が必要な食材には「フルーツ、肉加工品、練り物、トマト、にんじん、かぼちゃ」などがあります。

食品別「糖質量」一覧表

③食習慣の変更

太っていた時とは食習慣が変わることになります。変えなければリバウンドは避けられません。そういう意味でも糖質制限は取り組みやすいと思います。糖質制限は、お腹をいっぱいにしたり、満足感を得られる食べていいものがたくさんあります。

「ご飯」や「菓子パン」、「ラーメン」に「パスタ」、「ピザ」や「ポテトチップス」、「甘いお菓子」なども絶対に食べてはいけない訳ではありません。医者に止められている訳でも、お金が無い訳でもありません。食べたければ、いつでも食べられます。

でも、「今は食べない」「今日は少しだけにしておく」だけです。

「フルーツデトックスと併せて習慣化したいこと」でご紹介した習慣も是非、可能な所から習慣化して継続して下さい。

4.まとめ

ダイエットをリバウンドなく成功させるために一番大事なのは継続です。継続するためのコツがダイエットを(楽観的に)成功によって得られるメリットに注目する期間[獲得型]と(悲観的に)得たメリットを失わないことに注目する期間[防御型]に分けることなのです。

最後に効率的なダイエットに超おすすめのサプリをご紹介します。
シボヘール

効率のいいダイエットはモチベーションを向上させて飛躍的に成功率を高めます。

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